注意！ アメリカ確定申告後の住所変更手続き忘れていませんか？

転勤、帰国、引越の理由で住所が変わった場合、IRS（税務署）に住所変更の手続きを忘れていませんか？

確定申告時の住所と現在の住所が異なる場合、IRSから税還付金の小切手や監査等の手紙を受け取れない可能性があります。基本的に、IRSから納税者への連絡方法は、郵便になります。小切手や手紙が届かないなどのトラブルがないよう、住所が変わった場合はIRSに住所変更手続きをしてください。

変更手続きには様々な方法がありますので紹介します。

IRSへの住所変更届

住所が変わった時期が確定申告前であれば、確定申告書に新しい住所を記載して提出することによって、IRSは新しい住所に記録を更新してくれます。確定申告後に住所が変わった場合は、Form 8822（個人）、Form 8822-B（法人）のフォームをIRSへ提出することにより住所変更の手続きをすることができます。

または本人がIRSに電話をするか、最寄りのIRSオフィスへ行くことで住所を変更することもできます。

その際は下記の情報が必要になります。

• フルネーム
• 古い住所
• 新しい住所
• 誕生日
• ソーシャルセキュリティー番号、ITIN、EIN

Form 8822（個人）、Form 8822-B（法人）以外に、書面（Written Statement)を用意してIRSへ郵送する方法もあります。

その際は下記の情報が必要となります。

• フルネーム
• 古い住所
• 新しい住所
• ソーシャルセキュリティー番号、ITIN、EIN

まとめ

IRSがForm 8822を受け取ってから、約4−6週間前後で住所変更手続きが完了します。

また住所が変わった場合は、同時に郵便局にも古い住所から新しい住所へ郵便物を転送してもらうよう住所変更届を提出してください。

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