税務情報
アメリカで結婚や離婚の理由で名前が変わった場合の税務対応

全ての納税者の名前は、確定申告書の名前とソーシャルセキュリティーオフィスに登録してある名前が一致している必要があります。名前の不一致は税務上、還付金の受領が遅延したり、大きな問題を引き起こしますので注意が必要です。

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税務情報
アメリカのクラウドファンディングには税金がかかる?

クラウドファンディングは、多くの人から寄付を募ることでウェブサイトを通じて資金を調達する方法です。募った寄付はビジネス資金、慈善活動、寄付金等などの目的に使用されます。もしクラウドファンディングへの寄付金が、支援者の利害関係のない公平な意志によるものである場合は、贈与とみなされます。しかし、その支援行為が道徳的、法的義務からくる場合、または寄付金の見返りとして受領者から何かを受け取ったり、受け取る期待をした場合は、贈与とみなされない可能性があります。

贈与としてみなされない場合は課税対象となります。

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税務情報
アメリカの贈与税はいくらから?

アメリカの贈与税(Gift tax)とは、見返りとして何も受け取らないことを前提とし、金銭や財産を個人へ贈与した際に発生する連邦税です。一般的に日本では贈与として財産を受け取った個人が贈与税を負担します。しかし、アメリカでは贈与として財産を贈る個人が贈与税を負担します。贈与税の対象者は、アメリカ市民、永住者、居住者となります。(別途、非居住者用の贈与ルールがあります。)

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税務情報
アメリカの相続税はいくらから?

アメリカの相続税には、Estate Tax(遺産税)とInheritance Tax(遺産取得税)の2種類の相続税があります。Estate Taxは、故人の財産に課税する制度であり、相続財産から税金を差し引いた後に、残りを相続人が分けることになります。連邦と一部の州で採用されています。一方、Inheritance Taxは相続人が相続によって取得した財産(=相続人の所得)に課税する制度になり、一部の州のみで採用されています。連邦にはありません。

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お知らせ
10月17日は、2021年確定申告の延長締切日です。

2021年確定申告書の延長期限は、通常の10月15日が土曜日のため、今年は10月17日となります。

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